一陽染工株式会社 Ichiyo Dyeing companies



<<<< 一陽とは >>>


「人の心を動かす美しく豊かな色と風合いを染色で創り出す」

それは、職人の手仕事による染色の技術によるものであり、
まるで魔法のようです。それは国境を越えて互いの美を共有し
新たなモノづくりを生み出す力になってゆきます。


1966年 私は兄とともに新木染色を経営し始めました。
1981年 事業が拡大したため独立しました。
1983年 一陽染工株式会社創立

社名の「一陽」に込めた思いとは

一つの仕事において一番になりたいと積極的に励む
一つの仕事においてアイデアが実を結び顧客が喜ぶ
新しい製品が生み出され世の中に評価され喜ばれる

陽とは東洋に伝わる考え方であり、太陽・昼・動く・明るい・新しいなど,積極的・集中的・能動的であるとされる事象です。


当社は繊維を染色するプロフェッショナルでありたいと願い、創業の1986年
以来、現在に至るまで創意と工夫を続けてきました。
そして経験と技術開発により、小規模ながら今も顧客の要望を実現し続けています。



<<<< 一陽と伝統 >>>


現在の愛知県西部一帯は尾張や尾州と呼ばれ、絹の生産に必要な桑畑や、綿花畑に良い土壌が豊富な土地であり、奈良時代から繊維産業が盛んでした。
世界の三大毛織物産地はイギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラ、日本の尾州といわれています。 (BISHUより引用 https://bishu-japan.com/)
尾州ウールに代表される良質な生地のために染色も発達した中で、一陽染工は当時主流ではなかった特殊な染色加工を考案しました。
特に麻織物はその方法でなければ織れませんでした。
同時に当地での織ることができる糸も開発し、麻の染色加工では突出した生産量を誇りました。
日本の繊維業界は1980年代頃をピークに生産・輸出量とも減少を続けてきました。繊維王国とも呼ばれた愛知県の染色も例外ではありませんでした。
しかし、私たちは繊維の街・一宮市に受け継がれてきた職人技と気風を大切に、“本物”を理想とし仕事を続けてきました。
一陽染工の強みは、小規模でもスタッフ一人ひとりの卓越した技術力と、経験と直感に支えられる繊細な手作業にあらわれています。








<<< 一陽染工の強味 >>>



一陽染工の最大の強みは、他社様では対応が難しい、特殊な染色が可能であることです。
そういったノウハウを提案として顧客の課題解消に生かすことです。
その為に事業を拡大し始めました。
1995年 カラーデニムの開発
当時綿デニムは白と黒が主流であった。
しかし一陽染工は綿と麻のカラーデニムを開発し、カラーデニムブームが起きました。
やがてマスメディアにも取り上げられるようになりました。

2002年 工場を増設し、反染めと製品化を拡充しました。
2012年 再生炭素繊維の不織布工場設立
2017年 ビクトワール一陽設立 
再生炭素繊維再利用不織布による放射能汚染の研究

こうしてアパレルをはじめ、インテリア、住宅、産業資材など、他にも繊維加工に限らず幅広い分野のお客様ニーズに応えすることができました。
「こんな加工はできないか」というご要望がございましたら、ぜひご相談ください。




要望とご相談、お問い合わせはこちら 

<<<   開発と事業化 >>>



一陽染工にとって、創業以来の歩みは絶え間ない挑戦の連続だったといっても過言ではありません。
繊維や反物、製品の染色職人集団として研鑽を積み、国内外の多くの関係先との協業を通して、
他ではできない独自の加工技術を多数生み出してきました。
一陽染工が今日まで着実に歩み続けている理由は、染色の手仕事を守り、絶え間ない加工の進化を遂げてきた
と同時に、繊維や染色をも超えて様々な加工や製品を開発する挑戦を続けてきたことです。

2018年 Be.GLAD一陽設立
健康補助食品、特に発酵ポリフェノール生成、応用製品化事業展開
2020年 新型コロナウイルス対策用、マスクおよび抗菌水の開発
2021年 人や動物用の健康グッズ開発


一陽染工株式会社は、常に5年~10年先を見据えた研究開発テーマを取り上げ、多くの関係先様との協業により
独創的な技術や製品を生み出したいと思っております。




伝統と革新の融合を礎にアイデアを生み出し提案したい。
一陽染工は生活の未来をつくるprofessinalとしての挑戦を続けていきます。





要望とご相談、お問い合わせはこちら